Merzbow & Jazzkammer / 逆行

日記を逆行してみました。別に大した意味はなく、機能として出来るから、してみた、というだけです。前に、日記を書き始めた理由を「備忘録」という風に書きましたが、それは確かにそうなのですけれど、「忘れるのに備える」のではなくて、「忘れてしまったから、改めて思い出す」みたいな形でも、ここを使っていきたいと思います。具体的には買ったけれど内容を忘れてしまったCDを引っ張り出して、聞き直しながらメモをかく、とか。今日はMerzbow & Jazzkammerの「Live At Molde International Jazz Festival」を聴いています。これ、よいなぁ。何で、忘れていたんだろう?(笑)ポップで可愛いのか、不気味なのか、そこからしてわからない。メロディアスなのだけど、短いフレーズの繰り返しの中ですり切れていき、底の方で執拗に流れるノイズがそれをやがて呑み込んでいく、しかし、全般的に見ると起伏にも富んでいて。。。あれ?なんか、統一感のない説明になっています。ただ、音楽自体は統一感のあるものだから、不思議です。実は同居可能な概念を、私たちが便宜上わけているだけなのかもしれませんけれど。

追記:メルツバウが日本人であることも、文筆家でもある秋田昌美氏のノイズ・プロジェクトであることも、知らなかった私…。いや、この日記、書く意味があるなぁ(笑)。

Live at Molde International

Live at Molde International