David Thomas / RADIOHEAD「KID A」

日記をまじめに書く気などありません。だから、遅れるのは当然なのですが、飛ばし飛ばしに見えるのがいやで、とりあえず、空きの無いようにカレンダーを埋めていくつもりです。言い換えれば、日付はいい加減です。今日は晴れだったのですが、それがいつの晴れだったのかあとで読み返してもわからないわけです。いい感じです。このままずるずると遅れて、いずれ1年前の日付で書いていたりするのもいい気持ちかも知れないです。しかし、何がいい感じなのかは、よくわかりません。単にいい加減であることに、淫しているだけかもしれないです。または、出来るだけあやふやにしたいのかもしれないです。自己防衛本能のようなものもある気がします。それと、だらしなさを自分自身で認めない悪習もあるでしょう。一種の言い訳ですね。

BGM : David Thomas(デヴィッド・トーマス)

日常、というと、この人の音楽です。いや、まじめに。ものすごく波長が合うのです。いまは、David Thomas and Wooden Birdsの「Blame the Messenger」を聴いています。これは「Monster」という4つのアルバムを併せたBOXの中の1枚なのですが、これだけではなく、他の3つもハイクオリティなので、見かけたら是非買いましょう。どう素晴らしいか…うーん。本気で壊れながら本気で知性で音楽と向かい合おうともしている、汗だくなのに目だけは恐ろしく透明でクールな感じ、かな(笑)?説明になっていないです。はい。

Monster

Monster

BGM2 : RADIOHEAD「KID A」

デヴィッド・トーマスの震えに対するレディオヘッドの震えは、どちらも統制的なものがあるにもかかわらず、危うさやぎりぎり感の漂うデヴィッド・トーマスに対して、やはり透徹した安定感がレディオヘッドにはあると感じます。デヴィッド・トーマスの震えは、震え自体が変幻する(震え自体が危ぶまれる?)のに対して、レディオヘッドの震えは、震えを科学するためのメロディやリズムは、一定の安定感を持っている気がします。

適切かどうかはわかりませんが、私の中では、デヴィッド・トーマスとレディオヘッドの距離は、キャプテン・ビーフハートトム・ウェイツの距離に近いです。

それにしても「KID A」は名盤だなぁ。T1「Everything In Its Right Place」からしびれます。ぷるぷる。

Kid a

Kid a