Barre Phillips / 鶏の胸肉とキノコのワイン煮

BGM : Barre Phillips「Journal Violone 9」

Journal Violone 9

Journal Violone 9

大人な感じの夕べです(笑)。鶏の胸肉をエノキと、かなり昔に買って放置してあった乾燥ポルチーニ茸を水で戻しもせずに、一緒に赤ワインと塩こしょうで煮て、最後にバターを溶かして味を調えて、夕ご飯。赤ワインも一緒に飲んでいます。スーパーで買ってきた一瓶700円以下のワインで、それなりに贅沢な気分です。

とかいいつつ、例によってバール・フィリップスという人を、よくわかっていません。ロバート・クレーマーの映画の音楽をやっていた人、というくらいで(これもずいぶんと偏った知識だと思います)。えっと、1934年、サンフランシスコ生まれ。バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルなどでも演奏した経験がある一方、ジャズや即興の世界で活躍したのだそうです。ジャック・リヴェットの映画にも音楽を提供、かぁ。知らないことはきっと恥ずかしいことなんでしょうね。1968年のソロアルバム「Journal Violone」は史上初のベース・ソロのアルバムだとか。いま流れている「Journal Violone 9」もベースのソロアルバムです。

ただ、このアルバム、どうもすっと抜け落ちていきがちで、今日もやはりそんな感じで流れていってしまいます。